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■作家インタビュー > 岩村俊哉先生
 


■第3回 岩村俊哉先生

エニックスギャグ漫画の大御所、あの「モアイ君」「ビリケン」の岩村俊哉先生に ついにインタビュー成功です。モアイ君に出てきた超個性の強いキャラ達。 彼らのネタ元は一体何処に?丸秘ネタばれアリのインタビューです。

■プロフィール

■名前 岩村俊哉(イワムラトシヤ)

■誕生日 11月24日

■出身地 京都府

■好きな作家 西川秀明

■ホームページ いわむーワールド

■代表作 電撃ドクターモアイ君 / オオボケ超人ウッカリマン / ラッキーゴッド ビリケン /

■インタビュー本文

kenta999

今日はエニックスの中でも大御所ギャグ漫画家の岩村先生にインタビューです!緊張します。

私、連載当時から「モアイ君」が大好きだったんですよね。あの破天荒なギャグが…と、早速インタビューに行きましょう。

岩村先生、第一の質問です。子供のころの夢は、一体なんだったのでしょうか?

岩村先生

サイボーグになることです。超人的なパワーを欲しいと思う気持ちは今も変わってません。

kenta999

おお、「るりぃ」(注:モアイ君に出てくるキャラ)ですか?あ、でも「るりぃ」はアンドロイドでしたね。

では、第二の質問です!あのギャグは一体どこから思いつくのでしょう。ホモで天才医学少年を主人公になんて、普通じゃ浮かびませんよね。

岩村先生

ネームの締め切り、1日前に机の前で思い浮かべます。

kenta999

な、なるほど。追い詰められることが鍵と。

「時間があった方がいいアイデアは浮かぶかもしれない。だが、追い詰められた方が上手くいく場合もある」って事を、とある著名作家が言っている位ですから、そういう事も大いに有りそうですね。

どんどん行きましょう。何故漫画家になろうと思われたのですか?

岩村先生

大学4年の時に、就職活動するのが面倒だったので、少年サンデーの新人漫画賞に応募しました。

佳作入賞したので、編集の勧めるまま、東京に上京して、マンガ家になりました。

kenta999

ということはサンデー出身だったのですね。そういえば、ちょっと前に週刊少年ジャンプに読切作品(注:「爆裂給食当番ランチ君」)を書いていましたよね。とても面白かったです。

四つ目です。漫画家になって一番嬉しかった時はいつですか?

岩村先生

会心の原稿が描けた時ですね。

講談社がだしてた「ガンダム・マガジン」の原稿は会心の出来でした。

kenta999

漫画家としての職人魂ですね。

ガンダムと言えば、「機動戦士Vガンダム」をボンボンで連載されてましたよね。「オレ、ウッソ」でいきなり笑ってしまったことを覚えています。

五つ目です。漫画を書く上で悩みの種はなんですか?

岩村先生

時間がたりないですね。

1日24時間って、あっという間にすぎてしまう。1日500時間は欲しい。

kenta999

解ります、それ!もっと寝たい、と常々思ってます(笑)それは冗談として、上でも書きましたけど、やはりマンガ執筆には時間も必要ですよね。

漫画のネタはどこから浮かんできますか?

岩村先生

こんな人間を描きたい(例えば、宝島のシルバーみたいな)と思うと、結構ネタがたくさん出てきます。

今描きたいネタは4本あります。ほんと時間がなくて描けません。

kenta999

連載今幾つも持ってるんですよね。凄いです。その中で更に描こうと言う意欲は全く持って職人の鑑ですね。

今度の某週刊少年誌での連載も楽しみにしています!

七つ目の質問です。ペンネームの由来を教えてください。

岩村先生

本名です。ペンネームは使いません。

kenta999

本名だったのですか!それは知りませんでした。

八つ目です。尊敬する漫画家さんは誰ですか?

岩村先生

西川秀明先生。

本当に血を吐きながら描いてるのを見て、「俺には、あそこまでマンガに命かけられんわあ」と思いました。真のマンガ野郎ですわ。あの人は。魂で描いてやがる。

kenta999

アークザラッド2 炎のエルク」執筆にはそんな裏話が!

本当に西川先生のマンガはアツイですよね。初期ガンガンの雰囲気を作ったのは彼だと私は思っています。それにしても血を吐きながらとは。正に「真のマンガ野郎」ですね。

では、岩村先生ご自身の作品で一番自分で気に入ってる作品はなんですか?

岩村先生

「電撃ドクター・モアイくん」です。

商業誌での作品というのは、編集さんが、あれや、これやと口をはさみますから、(それで良い作品になればいいんですが)、作家としては、やっぱり不本意な作品をかかざるを得ないことが多々あります。僕の場合、例の作品や、あの作品がそうです(立場上、どれと明記できません)。

その点、モアイくんは、自由に編集さんが描かせて下さったので、活き活きと描けました。会心の作品です。

kenta999

やはりそうでしょう!当時ガンガンで連載していたギャグ漫画でも(良い意味で)型にはまらない作品であったと思います。

私が初めて読んだのはエイプリルフールの回だったのですが、それはもう凄い衝撃だったことを覚えています。「尻からパインをいれて輪切りにして口から出す」なんて、普通思いつきませんよ(笑)

私は基本的に下ネタ反対派なのですが、モアイ君に限ってはもう全然アリだろ、と思っています。

さて、岩村先生、いまはまってることなんてありますか?

岩村先生

ポータブルDVD。

倉木舞衣ちゃんや、SPEEDのDVDをかけまくってます。

kenta999

DVDですか!最先端ですね。うちなんて、未だに古いビデオデッキですよ。

次です。最近、なにか驚くような事件はありましたか?

岩村先生

「ハーメ○ンのバイオリン弾き」の某先生がご結婚。逆にわしはフリーに!!天国と地獄。

kenta999

「ハー○ルン」のあの山登りが好きなW先生が!?それは確かに凄い事件ですね!後者の方はあえて触れないでおきます(笑)

では、最後に、これから漫画家を目指す人たちへ一言!

岩村先生

本当にまんが描くのが好きじゃないと、結構壁にぶつかります。

でも描きたいモノがある人は、ぜひ頑張って、作品を発表していって下さい。

kenta999

本日はありがとうございました。

※このインタビューは2001年に収録いたしました。




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